修学旅行に向かう高校の生徒たちを乗せた船が遭難した。死者の数233名。 風邪を引いて行くことの出来なかった幾瀬鳶雄は幼馴染みの彼女を、友人を、そしてすべての同級生を失ってしまう。 だが、それは終わりではなく始まりであった―。“ウツセミ”と化し次々と鳶雄の命を狙う同級生たち。 絶体絶命のピンチを救ってくれた謎の美少女・夏梅。そして彼女から託された謎の『タマゴ』…。 想像を絶する恐怖と戦いの生き残りゲーム。血の海をのりこえ、鳶雄は事件の真相にたどり着くことが出来るか? サスペンス・ホラーの新旗手・石踏一榮が贈る戦慄の新シリーズ開幕。
感想
終盤の展開はよかったように思う。あらすじにあるように、サスペンス的ではあるんだが、ホラーかといわれるとどうなんだろうと思う。確かに死んだ同級生達が襲ってくるのは、ホラーと言えばホラーなのかもしれないが、読んでいてそんな印象はまったく受けない。ただの敵って感じ。
全体的にバトル臭が強めのストーリーで、かといって主人公達が強いわけでもなく、今のところバランスは取れている。敵の反則的な能力の上がり方も、程よく絶望感を出せてよし。次巻に期待が持てる作品だ。